唾液検査

唾液検査でわかることは?  

 
 
むし歯と歯周病のリスク、さらにロ腔内の清潔度に関する数値データーによって口腔内の状態を定期的に知ることができます。

       むし歯のリスク(検査項目)

       ・むし歯菌
       ・酸性度(口腔内のpH)
       ・緩衝能(かんしょうのう)

・むし歯菌
 むし歯菌が多いと、歯の表面に歯垢(プラーク)が付着しやすくなる。。
・酸性度(口腔内のpH)
 唾液の酸性度が高い(唾液のpHが低い)と、口腔内の環境は酸性になり、エナメル質などの歯質が溶解(脱灰)しやすくななる。
・緩衝能(かんしょうのう) 
 唾液にはむし歯菌や食物由来の酸を中和する機能(緩衝能)がありますが、その働きが弱いと、エナメル質などの歯質が溶解(脱灰)しやすくなる。

       周病のリスク(検査項目)

       ・白血球
       ・タンパク質

・白血球 
 歯と歯茎の境目(歯周ポケット)で細菌や異物が増加すると、生体の防御作用により唾液中の白血球が増加します。
・タンパク質 
 口腔内の細菌や、歯と歯茎の間にある歯垢(プラーク)の影響により、唾液中のタンパク質が多くなる。

       ロ腔内全体の清潔度(検査項目)

       ・アンモ二ア

・アンモニア 
 口腔内の細菌数が多いと、唾液中のアンモニアが多くなることが知られており、口臭等の原因になるといわれています。・口臭検査